日本の国防 2023 1 9

 多くの日本人は、
アメリカが守ってくれると思っているでしょうが、
たとえ大統領が決断しても、連邦議会の承認が必要です。
大統領の権限で参戦させるられるのは海兵隊だけです。
 陸海空の軍を参戦させるには、
連邦議会の説得に時間がかかると思います。
 そういうわけで日本が国際紛争に巻き込まれたら、
原則的に単独で戦い、後からアメリカが駆けつけることになります。
 ただし、日本にあるアメリカ軍基地が攻撃されたら、
連邦議会の承認は、すぐに得られるでしょう。
 日本に向けて発射されたミサイルが故障して、
アメリカ軍基地に落ちてしまう事態はゼロではないでしょう。
 実戦の時は、ミサイルを大量に発射する飽和攻撃があります。
イラク戦争の初期には、精密誘導ミサイルの誤爆が何度かありました。
 しかしながら、国防の基本は、「自分の国は自分で守る」です。
自力で国を守れるようにすべきです。
 専守防衛のスイスは、国民皆兵制です。
この国に攻め込んだら損をすると思わせるのが専守防衛であって、
日本の専守防衛は、空想的専守防衛です。







































































































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